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営業交通費の削減(定期券)

通勤定期券は、勤務先より一つ先の駅でも料金が同じ場合は、その区間まで定期券を購入しましょう。

1. 山手線圏内の“特殊均一定期乗車券”

<山手線圏内で往復する仕事が多い方へ>
山手線のすべての駅と、中央線の千駄ヶ谷駅~御茶ノ水駅間の各駅で乗降りが可能な定期券。
有効期間は1ヶ月のみで、13,860円です。

Aさんは、自宅が池袋にあり、会社は浜松町にあります。毎月、新宿・渋谷・四ッ谷のお客様に週2回訪問しています。
<交通費>
池袋~浜松町(上野経由)の定期券
7,560円/月
浜松町~新宿(190円/片道×8回×2)
3,040円
浜松町~渋谷(190円/片道×8回×2)
3,040円
東京~四ッ谷(160円/片道×8回×2)
2,560円
<合計>
16,200円

特殊均一定期乗車券
13,860円
≪ お得金額 ≫
2,340円

2. 東京メトロ

持参人(1名)が東京メトロの全線を何度でも利用できる定期券です。
1ヶ月 16,820円 190円区間 約89回分
3ヶ月 47,940円  同 上  約252回分
6ヶ月 90,830円  同 上  約478回分

3. 東京都交通局(都営地下鉄)

持参人(1名)が都営地下鉄の全線を何度でも利用できる定期券です。
1ヶ月 14,790円 190円区間 約78回分
3ヶ月 42,160円  同 上  約227回分
6ヶ月 79,870円  同 上  約420回分

東京メトロと都営地下鉄の全線定期券は、持参人利用ですので、会社で1枚購入すれば“全従業員”で使用できる定期券です。

4. 埼玉高速鉄道の学期定期乗車券

一般の定期券の有効期間は1・3・6か月単位での発売ですが、通学定期券の利便性向上と、負担軽減のための学期定期券です。
通常の有効期間に、学期の通学に不足する日数を付加し、通学定期券の割引率を適用するものです。

 
通学定期券
学期定期券
差引金額
1学期(4/8~7/18)
43,050円
40,300円
2,750円
2学期(9/1~12/24)
48,510円
45,490円
3,020円
3学期(1/8~3/24)
35,280円
32,340円
2,940円
合 計
126,840円
118,130円
8,710円

5. 東葉高速鉄道の学期定期乗車券

1学期・2学期・3学期(または前期・後期)などにあわせて、学生のお客様の希望の利用期間が有効となる通学定期券です。
1・3・6ヶ月定期券と、普通乗車券を組み合わせた場合と比べて、約10%お得になります。

6. 北総鉄道の学期定期乗車券

通常の期間に、学期の終了日迄あるいは部活に必要な期間など希望する期限までの端数の日数を加え、同じ割引率で発行する定期乗車券です。
ただし、北総線内だけの扱いとなりますので、乗継割引の適用を受ける他の鉄道会社線へ乗り継ぐ場合、通常の定期乗車券が一枚で購入できる区間でも、京成高砂駅で区切ることになり、乗継割引が適用されず、割高となる場合も有ります。

*自治体負担割引通学定期券
白井市・印西市・本埜村・印旛村に居住する、高校生以上で学齢年齢22歳以下の学生に対し、各市村が現行の通学定期乗車券運賃(連絡定期券は北総線の運賃分)の約25%を負担する定期券です。購入時に負担分を差し引いて発売しています。
必要書類:通学証明書及び定期券の購入日より1ヶ月以内の住所証明書(各市役所・村役場にて無料で交付)。

7. 横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の端数日付(はすうびつき)通学定期券

通学定期券を最高29日まで延長できる定期券です。